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ホイールの取り扱いについて

箱の中身をご確認下さい。

商品到着後、サイズ、p.c.d.、カラーなどの間違いはないか、また付属品がすべて揃っているかご確認ください。製品の管理には十分気を付けておりますが、開梱後もし不具合や不足品があった場合、直ちにご連絡をお願い致します。バルブ・パーツ取付けやタイヤ組み作業などを行われた後のキズや塗装に関するクレームは一切お受けできません。また商品到着後、時間が経過している付属品の不足には対応しかねますのでご了承ください。不具合があった場合、ご返送は発送時の荷姿にてご返送ください。

ご使用いただくお客様へ

安全のため、ご使用前には必ず本書をお読みください。また必要な時に直ぐご確認いただけるようにグローブボックスなどに大切に保管してください。

販売店様へ

ご購入いただいきましたお客様へ本書面内容をご説明の上、手渡しをお願い致します。

シグナルワードについて

警告この注意事項を守らないと人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容です。

注意この注意事項を守らないと人が傷害を負ったり物的損害の発生が想定される内容です。

確認この注意事項を守らないとアルミホイール自体の損害や破損が想定される内容です。

ホイール品質基準適合マーク

JW乗用車用軽合金製ディスクホイールの技術基準
japan light alloy wheel

この基準は乗用車(乗車定員11人以上の自動車、二輪自動車及び側車付二輪自動車を除く)用軽合金ホイールに適合されている安全基準です。この技術基準に定められた試験を製造者自らの責任において行ない、適合したものについてはjwlのマークが表示されます。

JW-Tトラック及びバス用軽合金製ディスクホイールの技術基準
japan light alloy wheel truck&bus

この基準はトラック、バス用軽合金ホイールに適用されている安全基準です。この技術基準に定められた試験を製造者自らの責任において行ない、適用したものについてはjwl-tのマークが表示されます。

VIA品質検査合格マーク
vehicle inspection association

jwl、jwl-t基準に定める適合商品であるか否かを第三者公的機関の「自動車用軽合金製ホイール試験協議会」が確認するもので、jwl・jwl-t基準による厳格な品質・強度再確認試験に合格したものについてはviaマークの表示がされます。

注意ホイールの確認

ホイールはサイズ・穴数・p.c.d.・インセット・取付面形状の組み合わせにより車体への装着可否が決まります。不適合なホイール・タイヤの装着は事故につながり大変危険です。適合しないタイヤを使用されるとタイヤの性能を損なったり、破損・脱落する恐れがあります。同一車種には同一サイズ、同アイテムを選択してください。異なったものと混用されると操縦安定性を損なう恐れがあります。
※インセット調整等の目的によりスぺーサーを使用されると、スぺーサー強度・ホイール取付ボルトの長さ不足や締め付け力の低下を招く恐れがありますので使用しないでください。

確認取り付けナット・ボルトについて

1.取付けナット・ボルトの選び方
装着車輪のネジの呼び(ネジ径×ピッチ)及びホイール取付ナット・ボルトの座面形状(テーパー座・ 球面・平面座)にあったものを必ずご使用ください。取付座面の異なるナット・ボルトは充分な締め付けが出来ない為、走行中の緩み、欠落、破損する危険がありますので絶対にご使用しないでください。
※スペアタイヤ用に純正取付けナット・ボルトを必ず携帯してください。


2.装着時の注意
取付けボルトの首下の長さが長過ぎるとブレーキローター内に内臓されているブレーキー機構に干渉し破損する場合があります。ホイール装着前に使用されていたホイールから取付けボルトの飛出し量をご確認いただき、同程度の長さにボルト調整を行ってください。装着後、必ず干渉がないか確認を行ってください。(参照図01)

3.取付けナット・ボルトの締め方
ナット・ボルトの締め過ぎはホイールボルト穴の変形及びナット・ボルトの破損など起こす原因となります。締め付け不足はナット・ボルトの緩みの原因となりますので必ず推奨トルクで締め付けてください。インパクトレンチを使用される際は低トルクで仮締めを行い推奨トルクにて締め付けを行ってください
※ホイール装着後、取付けナット・ボルトの緩みが生じる恐れがあります。必ず走行前に緩みがないか確認を行ってください。

推奨トルク
M10=50~70N・m(5~7kgf・m)、M12=90~120N・m(9~12kgf・m)、M14=160~180N・m(16~18kgf・m)

警告走行・使用上の注意

1.障害物の注意
歩道の縁石・キャッツアイ・道路の段差など凸凹に乗り上げるなどの行為はホイール及びタイヤに多大な負荷をかけ、変形や亀裂の原因となります。走行には充分ご注意ください。

2.走行上の注意
急発進・急制動・急旋回などの無理な走行、乱暴な運転はホイール・タイヤを傷めるだけではなく、重大な事故の原因にもつながりますので絶対に行わないでください

3.異常発生時の処置
異常振動、異常音など感じたら速やかに安全な場所に停車し、ホイールナット・ボルトの緩み、タイヤの状態、バランスウエイトの欠落、ホイールの変形及び亀裂、車輌の足周りなど点検してください。万が一、ホイールに異常が発生した場合は使用を中止し販売店もしくはメーカーにご相談ください。

警告修理・加工について

ホイールは車の重要保安部品です。性能は運輸省技術基準に定められており、ホイールメーカーはこの基準の各疲労試験及び衝撃試験をクリアした性能の製品を製造しております。
変形や亀裂が生じたホイールは性能が著しく低下しております。亀裂は表面だけでなく内部へも深く生じている場合も考えられ、修理時、溶接の際に発する熱量によっても強度低下を招きます。またリムなどの変形を生じたものは真円度を完全に元通りに直す事は困難であるだけでなく、目視では確認できない歪みが生じる場合もあります。製造販売後、曲げ加工、溶接などにより修理を施したホイールは強度低下を招き、破損・事故につながる恐れがありますので絶対に行わないでください。
また組立式(2・3ピース)ホイールのリムとディスクの結合ボルト(ピアスボルト)は製造時に規定トルクで締め付け、緩み止め処理をしております。お客様自身による増し締め、緩めたりする事はボルトの劣化、緩みや欠落の原因になりますので絶対に行わないでください

注意・確認タイヤの取り付け

1.タイヤの組付け
ホイールとタイヤ組付けは必ず取り扱い店または専門店にて行ってください。誤った作業は人身事故に結びつきます。
※ビードクリームにはホイール塗装表面を侵し塗装剥離の原因となる成分が含まれているものがあります。組付後は付着しているビードクリームを拭き取りキレイな状態にしてください。

2.エアーバルブの取付け
エアーバルブは付属の専用バルブ及び指定バルブを使用してください。ホイールバルブ穴に適合しないと空気漏れの危険性があります。また、一度取り外した使用後のバルブはグロメット(エアーシール用パッキン)の老化などにより空気漏れの原因となる恐れがありますので、必ず新品バルブをご使用ください。また、バルブは消耗品ですのでタイヤを交換する際には新品バルブへ交換することをお薦めします。

3.調整
タイヤ組み付け後は必ずバランス調整を行ってください。未調整や不具合のある場合、異常な振動やタイヤの偏磨耗が生じる原因になります。

注意・確認装着、及び装着後のご注意

1.車種別・取付け前の確認
車輌側取付け面にブレーキドラム仮止め用ビスや位置決めピン等が出ておりホイール取付け面に干渉する場合があります。また異物が付着し確実に取付できない場合があります。必ずホイールが確実に密着されているか確認してから取付け作業を行ってください

2.ハブカラー使用について
ハブカラーを使用されている場合、スペアタイヤ及び純正・他ホイールに交換する時、車輛側のホイール取付面にハブカラーが残る場合があります。そのまま交換されますと、ナットボルトが正常に締まらず大変危険です。必ずハブカラーを取り外して交換作業を行ってください。

3.装着後の確認
車輪装着後、車体・サスペンション・アーム類への接触がないか(前輪はハンドルを左右一杯に切って)確認してください。タイヤ・ホイールが車体からはみ出す事は法令で禁止されています。今一度確認を行ってください。

4.空気圧の確認
走行前には空気圧点検を行い、適正空気圧に設定してください。空気圧不足や加圧の場合、タイヤの偏磨耗や小さな衝撃でもホイール・タイヤを傷める原因となります

注意日常のお手入れについて

1.ホイールは切削部などが大変鋭くなっています。怪我をする恐れがありますのでグローブ等を使用して充分に注意して作業を行ってください

2.洗車機(スチーム洗車、高温・高圧洗浄などを含む)の使用はホイールにキズ・変色、または表面貼付されているステッカーなどが剥離する恐れがありますので使用しないでください。

3.一般に市販されているホイールクリーナー及びボディクリーナーには腐食や光沢ムラの原因となる成分が多く含まれているので使用しないでください。またコンパウンドが配合されている物を使用されるとホイール塗装面に影響を及ぼしますので使用は避けてください。

4.アルミホイールは泥などの汚れやブレーキパット屑が付着したままで放置されると光沢にムラが出たり腐食の原因になる恐れがあります。特に海岸地域の潮風や海水がかかった場合や、凍結防止剤を散布している雪道または非舗装道路を走行した後は必ず洗浄を行ない常にきれいな状態を保ってください

5.ホイールを保管される前にはきれいに洗浄してください。洗浄後乾燥させてから、直射日光や高温多湿の場所を避け保管してください。保管期間に関係なくキレイに洗浄出来ていない場合や、保管状態・場所が悪い場合、光沢のムラ、塗装剥離など腐食の原因になりますのでご注意ください。

注意アルマイト処理されたホイールの
メンテナンス方法について

アルマイト処理されたホイールは、アルカリ系洗剤、ワックスを使用すると変色・シミ・クスミなどが発生しますので、使用しないで下さい。定期的な水洗いをおすすめします。またブラシはキズの原因になりますので、柔らかいタオルなどで行って下さい。洗剤を使用する際は中性洗剤を使用し、水道水で洗い流して下さい。アルカリイオン水は使用しないで下さい。腐食変色の原因となります。

注意SMC/SBCなどの蒸着メッキ仕様品
についてのお願い

蒸着メッキ仕様品(SMC/スーパーメタルコート、SBC、SMBなど)には市販されているホイールクリーナーを使用された場合、硬質クリア表面にダメージを与え蒸着メッキ消失の原因となる場合があります。クリーナーはメーカーを問わず使用しないでください。またブラシやビレット削りだし用の研磨剤を含むクリーナーは塗装表面がキズ付くため絶対に使用しないでください。お手入れは柔らかい布などにより多量の水で丁寧に洗浄してください。洗浄後は柔らかい布で水分を充分に拭き取り乾燥させてください。

注意クロムメッキホイールのメンテナンス方法について

クロームメッキは非常に繊細な素材ですので、メンテナンスにはご注意ください。洗浄する際は必ず水洗いとし、アルカリ性や酸性のケミカル剤や洗剤は絶対に使用しないでください。腐食やメッキ剥がれの原因となります。また、ブレーキパッド屑や汚れがメッキ表面に付着した状態で放置すると、錆の発生する原因となります。必ず手洗いを行い、クリーンな状態でご使用ください。メンテナンスは、市販のカーボディー用の液体水垢取りワックスで細部やリムの奥まで念入りに塗り込んでください。汚れがよく取れ、細かい傷口を塞ぐので腐食の抑制も効果的です。

ホイールの各部名称とサイズ、寸法などの表示について

製品は「軽合金製ディスクホイールの技術基準」に適合し、さらに「自動車用軽合金製ホイール試験協議会の技術基準」によって製造されています。従いまして通常のご使用に何らかの問題はありませんがこの取扱説明書の記載内容が守られず、通常の使用限度を超える酷使、日常の保守、点検にて発見でき処理できたにもかかわらず放置していたことにより発生した事故等に関して責任には負いかねますのでご了承願います

注意 ホイール保証書がついてある商品に関しては必ず保証書の記載に従って下さい。
保証書に従われない場合は保証対象外となりますのでお気を付け下さい。